
Vol.38 SNSが苦手でも大丈夫!自然体で続ける投稿術|英会話教室の成功事例
篠原 隆司
英会話教室「淡雪庵」でSNS運用を任された吉田さん。SNSが苦手でも、自然体の投稿でお客様に温かい反応をもらい、自信を育んでいます。
SNSに苦手意識があっても大丈夫。
小さな成功体験を重ねることで、自然体の発信ができるようになります。
今回は、そんな吉田さんの取り組みと、改善提案をご紹介します。
この記事では、架空のヒアリング内容をもとに、SNS初心者の方でも取り組める運用プランと具体的な施策をご紹介します。
企画の趣旨
こんにちは、「SNS運用 勝手に企画提案」担当のゆり子です。
動画編集、SNSのことはゆり子が担当してまいります。
よろしくお願いいたします。
「SNS運用 勝手に企画提案」は実在しない架空の人物・お店を設定し、弊社にSNS運用の相談があったていで私なりの考えを交え提案していく企画です
本ページに記載の内容はお店も人物も実在しない架空のものです
相談者プロフィール(架空)
今回ご相談いただいたのは、英会話教室「淡雪庵」で事務を担当しながらSNSも担当している吉田伸子さんです。 家族経営の小さな教室で、自然体の発信を心がけながら投稿に取り組んでいます。
吉田 伸子さん(架空)
SNS担当の 吉田伸子 さんについて、基本情報をご紹介します。

氏名 (架空) | 吉田 伸子 |
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氏名カナ | ヨシダ ノブコ |
性別 | 女性 |
年齢 | 56歳 |
立場 | 従業員(ベテラン) |
SNS担当になった経緯 | 投稿がうまいと褒められてそのままSNS係にされた |
SNS経験・実績 | SNS歴なし。アルバイト任され経験あり。不安大 |
SNS以外の担当業務 | 事務作業・庶務作業 |
店舗プロフィール(架空)
吉田さんが勤務する英会話教室「淡雪庵」についてご紹介します。


店舗名 (架空) | 淡雪庵 |
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経営形態 | 家族経営 |
立地環境 | 都心海沿いエリア(駅徒歩5分) |
業種 | 英会話教室 |
サービス形態 | 来店型 |
定休日・営業時間 | 不定休・8:00〜16:00 |
従業員数 | 3人 |
開業 | 開業19年目 |
店舗の特長 | 海の見えるテラスと自家製ハーブティー |
主要な来店方法 | 徒歩・公共交通機関 |
来店客の傾向 | 高齢者中心、家族層も |
ターゲット層 | 高齢者+家族世代(30~50代) |
開業理由 | 夢だった英会話教室開業 |
収益構造 | 英会話+ECサイト併用 |
主な競合媒体 | LINE公式アカウント・Webサイト |
競合状況 | 近隣に大型英会話スクールあり |
今後の展望 | EC強化で客層拡大を目指す |
デジタル対応状況 | やや活用(LINE公式あり) |
過去の販促経験 | 地域イベント参加 |
SNS活用の目的 | 共感される投稿で認知拡大 |
投稿の主な内容 | 四季折々の風景・自然投稿 |
SNS発信に関する情報
淡雪庵のSNS発信の現状とスタイルについてまとめました。
SNS活用状況 | やや活用(運用開始) |
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投稿内容の主軸 | 四季の風景・自然写真 |
使用機材 | 普段使いのスマホ |
投稿スタイル | 写真+短文メッセージ |
投稿頻度 | 週2〜3回を目標 |
協力体制 | 家族と雑談しながら内容決定 |
フォロワー対応 | 簡単なお礼返信のみ |
発信の目的 | 来店促進・癒しを届ける |
悩み・困りごと | 投稿ネタ不足・投稿負担感 |
投稿に対する反応 | お客様からの声かけあり |
モチベーションの源 | 小さな成功体験と応援の声 |
SNS担当になった経緯

SNS担当になったきっかけは、店舗内での何気ない会話でした。
ある日、淡雪庵のオーナーから「伸子さん、投稿うまいね」と言われたのをきっかけに、そのままSNS運用を任されることに。
最初はアルバイト時代に数回触った程度で、SNSへの不安も大きかった吉田さんですが、周囲の期待に応えようと一念発起。
普段の事務作業に加え、合間を縫ってテラス席や海辺の風景を撮影し、少しずつ投稿を続けるようになりました。
最初は手探りでしたが、投稿を見たお客様から「桜の写真きれいだったよ」と声をかけられたことが自信に。
今では、無理のない範囲で自然体の発信を楽しめるようになってきています。
担当者の価値観・こだわり
- 無理に映えを狙わず、自然な景色を大切にする
- 顔出しや派手な演出はせず、控えめな発信を心がける
- お客様に「ほっと一息つける瞬間」を届けたい
- できる範囲でコツコツ続けることを大事にしている
- 見てくれる人への感謝の気持ちを忘れない
現状の課題(架空)

ここでは、吉田さんからヒアリングした内容をもとに、現時点で抱えている課題を整理していきます。
1. SNS投稿に対する心理的なハードルが高い
もともとSNSに慣れていないため、何を投稿していいか迷うことが多く、更新に時間がかかってしまうことが悩みです。
2. 顔出しや動画投稿に抵抗がある
本人やスタッフの顔を出すことに抵抗感があり、動画コンテンツを増やすことに躊躇しています。
3. 投稿ネタが続かない不安
自然の景色を中心に投稿しているものの、季節ごとに変化が少ない時期は、何を発信すべきか悩んでしまいます。
4. 投稿の効果が実感しにくい
投稿してもすぐに来店数が増えるわけではないため、続けるモチベーションを維持するのが難しいと感じています。
5. 忙しい日の投稿が負担に感じる
事務作業や店内業務に追われると、ついSNS投稿が後回しになってしまい、更新ペースにムラが出てしまいます。
SNS・動画活用による改善提案

ここでは、吉田さんのお悩みに対してご提案したいSNS・動画活用の具体的なアイデアをご紹介します。
1. 「無理なく続ける」ための投稿テンプレート活用
週に1回「季節の一枚」、月に1回「教室の小話」など、投稿テーマをあらかじめ決めておくことで負担を軽減できます。
2. 動画は「スライドショー型」で挑戦
顔出し不要の短いスライド動画(花や海の写真をつなげたもの)なら、動画への抵抗感を和らげることができます。
3. フォロワーとの温かいやり取りを意識
コメントが来たら必ず短くお礼を返すなど、小さな交流を積み重ねることで、応援してくれる人を少しずつ増やしていきましょう。
4. 店内の自然や日常風景を「シリーズ化」
「今日のテラス」「今月のハーブティー」など、シリーズ投稿にすることでネタ切れを防ぎ、投稿のリズムが生まれます。
5. 「できるときだけ投稿」運用ルールの設定
無理に更新頻度を維持しようとせず、「忙しいときは休む」前提で運用すると、続けることへの心理的負担が大幅に軽減されます。
提案によって期待される未来の変化

ご提案の実施によって、吉田さんのお店にどのような変化が期待できるかをまとめました。 SNSの力で広がる未来のイメージを描いていきます。
1. SNS発信への心理的ハードルが下がる
「完璧じゃなくていい」という気持ちで取り組めるようになり、投稿への不安が減っていきます。
2. 店舗の認知度がじわじわと上昇
淡雪庵らしい自然体の投稿が共感を呼び、地元での認知度が少しずつ高まります。
3. リピーターとのつながりが強まる
既存のお客様とのSNSを通じた交流が増え、再来店のきっかけにもつながります。
4. SNS経由で家族層への認知拡大
高齢者の家族(30〜50代)にも届く投稿が増え、間接的に新規客層へのリーチが広がります。
5. 担当者自身のやりがいが生まれる
小さな成功体験が重なり、吉田さん自身がSNS運用に対して前向きな気持ちを持てるようになります。
SNS運用サポートのご案内

弊社が提供できる支援内容を整理しました。SNSや動画に不安がある方でも安心してご相談いただけます。
1. SNS運用代行・投稿サポート
お店の雰囲気に合わせた投稿作成・更新をサポートします。継続的な運用の負担を軽減します。
2. 動画編集・コンテンツ制作支援
スマホ撮影素材をもとに、簡単なスライドショー動画やショート動画を作成代行します。
3. 投稿アイデア設計・運用プラン作成
テーマ設定や年間運用計画の作成をお手伝いし、投稿が「作業」にならない工夫を提供します。
4. コメント対応・フォロワー育成支援
初期段階のフォロワーコミュニケーションを一緒に考え、温かいファンづくりをサポートします。
5. 個別相談・アドバイス
「これでいいのかな?」という不安を解消するため、個別にSNS活用のアドバイスも行います。
まとめとご相談のご案内

最後に、今回のご提案を振り返りつつ、同じようなお悩みを抱える皆さまへのメッセージとご案内をお届けします。
1. SNSが苦手でも大丈夫
小さな一歩からでも始めれば、自然と広がる世界があります。あなたらしい発信を応援します。
2. 続けることに意味がある
完璧な投稿を目指さなくても、続けることで見えてくる変化があります。
3. 自然体の魅力を発信しよう
飾らない言葉や景色が、誰かの心にそっと届くこともあります。
4. 一緒に考えましょう
SNSに迷ったら、ぜひご相談ください。一緒にあなたらしい発信スタイルを見つけていきましょう。
5. あなたの想いを届けるお手伝い
SNSは難しいものではなく、あなたの想いを届ける手段のひとつです。少しずつ、一緒に育てていきましょう。