
Vol.16 地方の花屋でもできる!SNS投稿が続かない悩みを解決するアイデア5選【淡雪店の事例】
篠原 隆司
「投稿が続かない」「反応が少ない」とお悩みの方へ。地方で奮闘する花屋・淡雪店のSNS活用を通じて、継続と反響を得るヒントをご紹介します。
「うちの投稿、意味あるのかな…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
今回の事例には、続ける力と変化のヒントが詰まっています。
この記事では、架空のヒアリング内容をもとに、SNS初心者の方でも取り組める運用プランと具体的な施策をご紹介します。
企画の趣旨
こんにちは、「SNS運用 勝手に企画提案」担当のゆり子です。
動画編集、SNSのことはゆり子が担当してまいります。
よろしくお願いいたします。
「SNS運用 勝手に企画提案」は実在しない架空の人物・お店を設定し、弊社にSNS運用の相談があったていで私なりの考えを交え提案していく企画です
本ページに記載の内容はお店も人物も実在しない架空のものです
良かったらSNSのDM( X (担当:ゆり子) / Instagram (担当:ゆり子) )やお問い合わせフォームからご相談ください SNSのフォローもよろしくお願いいたします
相談者プロフィール(架空)
今回ご相談いただいたのは、農村エリアで花屋「淡雪店」を営む西涼子さんです。SNS歴4年で、クーポン投稿に一定の反応を得ながらも、継続的な運用に悩みを抱えていらっしゃいます。
西 涼子さん(架空)
SNS担当の西涼子さんについて、基本情報をご紹介します。

氏名 (架空) | 西 涼子 |
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氏名カナ | ニシ リョウコ |
性別 | 女性 |
年齢 | 37歳 |
立場 | オーナー |
SNS担当になった経緯 | 周囲の経営者がやっていたため |
SNS経験・実績 | SNS歴4年、クーポン投稿が人気 |
SNS以外の担当業務 | 在庫管理 |
店舗プロフィール(架空)
西さんが家族とともに営む「淡雪店」は、季節の草花を取り扱う花屋です。農村地域で地元に根ざした営業を続けており、地域の人々の暮らしに彩りを添える存在です。


店舗名 (架空) | 淡雪店 |
---|---|
経営形態 | 家族経営 |
立地環境 | 農村エリア |
業種 | 花屋 |
サービス形態 | 来店型 |
定休日・営業時間 | 水曜定休・10:00〜18:00 |
従業員数 | 2人 |
開業 | 開業11年目 |
店舗の特長 | 季節の草花と手づくり焼き菓子が人気 |
主要な来店方法 | 紹介 |
来店客の傾向 | 昔からの常連が多い |
ターゲット層 | ファミリー層 |
開業理由 | 家業を継いだ |
収益構造 | 委託販売あり |
主な競合媒体 | LINE公式 |
競合状況 | 地域での独自性を出しやすい |
今後の展望 | EC販売を強化し全国展開へ |
デジタル対応状況 | アナログ派 |
SNS活用状況 | 活用中 |
過去の販促経験 | イベント参加 |
SNS活用の目的 | 問い合わせを増やしたい |
投稿の主な内容 | お客様の声 |
SNS担当になった経緯

SNS担当になったきっかけは、周囲の経営者たちがSNSを活用し始めたことで、自分も取り組んでみようと思ったからだそうです。
当初は何を投稿すればよいかわからず、他店の投稿を参考にしながら手探りで始めたとのこと。 特に反応があったのが「クーポン投稿」で、常連のお客様がクーポンをきっかけに来店したり、知人に紹介してくれたりと、一定の成果を感じられたそうです。
ただ、在庫管理や仕入れといった日々の業務に追われる中で、投稿のモチベーションを維持するのが難しく、更新が不定期になってしまうことが悩みの種。
より多くの人にお店の魅力を届けたいという気持ちがありながらも、時間やスキルの面で不安を抱えています。
現状の課題(架空)

投稿が不定期になってしまう
日々の業務に追われてしまい、SNS投稿の優先度が後回しになりがち。アイデアが浮かばず、気づけば1か月以上空いてしまうこともあります。 「投稿しなきゃ」というプレッシャーはあるものの、ネタ出しと作成に時間がかかり、億劫になってしまうそうです。
新規客の定着に繋がらない
SNSでクーポンを出すと一時的には来店が増えますが、再来店に結びつかず、常連以外のお客様が定着しません。 投稿内容も情報的な案内に偏りがちで、お店の雰囲気や世界観が十分に伝わっていない可能性があるとのこと。
自分の投稿に自信が持てない
「他店の投稿と比べて華やかさが足りないのでは」と不安に感じることもあり、発信そのものに自信が持てない状態。 動画にも興味はあるものの、「どう撮ればよいか」「何を話せばよいか」がわからず、踏み出せずにいます。
お客様の声をうまく活かせていない
来店時にお客様から温かい言葉をいただくことは多いものの、それを投稿に活かす方法が分からず、せっかくの声が埋もれてしまっています。 日々のやりとりをもっと発信に変えられたらと考えています。
どこまで続ければ成果が出るのかわからない
「今の投稿が本当に意味あるのか?」という疑問が常にあり、モチベーションが下がってしまうとのこと。成果の指標やゴールが見えにくいため、気持ちの波に左右されやすい状況です。
SNS・動画活用による改善提案

投稿の目的を「声の紹介」に設定する
「お客様の声を発信する」という明確なテーマを持たせることで、ネタに迷わず継続できるようになります。実際の会話や感想を短く紹介しながら、商品の魅力も自然に伝える構成にしましょう。
月1テーマで投稿をシリーズ化
「今月の花」「季節のアレンジ紹介」「花言葉にまつわる話」など、毎月ひとつのテーマを決めて投稿する方法をご提案します。 あらかじめ枠組みがあることで、投稿のハードルを下げ、続けやすくなります。
簡単な動画で「お店の空気感」を伝える
10〜30秒程度の短い動画で、花を包む様子や棚を整える姿など、日常の風景を切り取るだけでも十分魅力が伝わります。 音楽だけのBGM動画など、顔出しなしでも可能な表現をご提案します。
来店前提から「質問→問い合わせ」導線へ
「どんな花を選べばいいかわからない」といった悩みを想定し、質問形式の投稿からDM・LINEへ誘導する導線を設計します。 問い合わせがしやすい雰囲気づくりが、次のアクションを引き出します。
テンプレート化で投稿時間を短縮
「〇〇のご紹介+お客様の声+問い合わせ先案内」のような投稿構成をテンプレート化することで、作業時間の短縮が可能です。 時短によって心の負担が減り、継続へのハードルも下がります。
提案によって期待される未来の変化

問い合わせのハードルが下がる
投稿から自然にDMやLINEでの問い合わせが増え、興味を持った人との接点が生まれやすくなります。 結果として、目的である「問い合わせを増やす」ことにつながります。
新規のお客様との信頼構築がしやすくなる
日常の風景やお客様の声を発信することで、お店の雰囲気やオーナーの人柄が伝わりやすくなります。 「安心して行けそう」という気持ちを引き出せます。
SNS運用が「つらい義務」から「楽しい習慣」に
テーマ決めやテンプレート活用により、投稿作業が軽減され、「できた」という実感が積み重なるようになります。 義務感から脱却し、前向きな発信に変わります。
ファンとのつながりが強化される
継続的に投稿を見てくれる人が増え、応援してくれるフォロワー=ファンが育ちます。 DMやコメントでのやりとりも、次第に楽しみに変わっていきます。
デジタルに苦手意識があっても前進できる
無理に動画を撮るのではなく、できるところから一歩ずつ始める方法を取ることで、アナログ派の西さんでも無理なく運用できます。 「私にもできるかも」という手応えが、次の一歩を後押しします。
SNS運用サポートのご案内

投稿テーマの設計サポート
毎月の投稿テーマを一緒に決めることで、ネタ切れの不安を解消し、運用のリズムを作ります。 お店の雰囲気や季節性に合ったテーマをご提案します。
投稿テンプレートのご提供
投稿に使える文例や構成テンプレートを提供し、スムーズに発信できる環境を整えます。 忙しい方でも「迷わず書ける」仕組みが大切です。
動画撮影・編集のサポート
スマホ1台で撮影できるような簡単な動画の企画・編集をサポート。 自然な雰囲気を大切にしつつ、印象に残る内容に仕上げます。
反応分析による改善提案
「何がどのくらい見られているか」を一緒に振り返ることで、次の改善点や投稿の軸を発見します。 数値で見ることで、モチベーションの維持にもつながります。
継続的なフォロー体制
「やってみたけど不安」「続けられるか心配」といった声にも寄り添い、月1回の相談やLINEでのサポートを通して、継続を後押しします。
まとめとご相談のご案内

投稿の継続が未来を変える
少しずつでも投稿を続けることが、お店の信頼やファンを育てる第一歩になります。 毎日の積み重ねが、問い合わせや来店のきっかけになります。
できることから始める安心設計
動画やテンプレートの活用で、無理のないSNS運用が可能です。苦手意識があっても心配いりません。 「続けられる工夫」を私たちが一緒に考えます。
お客様との距離が縮まる発信へ
声や日常の風景を投稿することで、フォロワーとの距離がぐっと近づきます。SNSが温かいつながりを生む場になります。
新しいお客様との出会いの扉に
お店の魅力がSNSを通じて広がり、今まで出会えなかったお客様にも届けられるようになります。投稿が集客の鍵となります。
ご相談はお気軽に
「うちの場合はどうしたらいいの?」というご相談でも大歓迎です。 まずはお気軽にお話をお聞かせください。一緒に考えてまいります。