自前でメールサーバを立てることのメリットについて

14年ぶりに自社のメールサーバを一新したのですが、丁寧に資料残しながらSSL、SPF、DKIM、DMARKあたりまでやっていくと軽く1週間はかかりますね

次があれば、今回作った資料読みながらコピペでやっていけるので2日かからなくできます
が、自分のためにやるのはまた10年後とかなので少し調整しながらになるかな
メールサーバでアドバイスが必要な方がいれば是非って感じですね👍


自前でメールサーバを立てることのメリットの1つにワイルドカードのメールアドレスが作り放題になります。
一般的にはサーバーのコントロールパネルからメールアドレスとパスワードの組合せを1つ1つ登録していくと思います
100個のメールアドレスを作ろうと思うと日が暮れても終わりません

自前でメールサーバを立てると「〇〇
@example
.com」という設定を「1つ作るだけ」で〇〇を作り放題になります。
メールソフトにも「〇〇
@example
.com」の設定を1つ作るだけで「
@example
.com」宛のメールが全部ここに入ってくるようにできます。

これを何につかうか
サービスに会員登録するときに使います
x@example.com
twitter@example.com
facebook@example.com
Instagram@example.com
tiktok@example.com
このような感じです

会員登録するところのドメインを @ の前にします

そして、メールソフトの振分け機能よりも強力な振分け設定ができるようになります。

ここから来たメールはゴミ箱行き、このメールはスマホにも転送、このメールはプログラム(PHPやPythonなど)に連携して更に複雑なことを・・・みたいな感じです

gmail で + を使う方法もありますが似たようで全然違うものになります


さくらのVPSを新規で契約して、DNFでMySQLをインストール・初期設定をしただけなのに、mysql が原因で異常に重くなっていた現象があります

1Gプランに対して
innodb_buffer_pool_size = 1024M
としていたことが原因でした

「コピペは良くない」の見本のようなことをしてました😅
そのときには考えて「1024」を入れてないので、ここが原因だと気がつくのにも無駄に時間を浪費するものです


さくらのVPS、2010年からお世話になっていたサービスをついに解約(申請)
添付は記念撮影です

はじめはWEBサービス向けとして、終盤は自社専用メールサーバとして活躍
そろそろ、そろそろ、と思いながら数年
やっと新サーバの準備が整ったので解約となりました

新しいサーバは同じくさくらのVPSです
自社専用メールサーバとして活用していきます

▼雑ですがまとめました
https://aulta.co.jp/technical/server-build/almalinux93-sakura-vps


Xで長文を書くことが増えてきたのですが、Xだけで消費するのはもったいないなーということで、ここに残していくことにしました