まだ見てないけどブラック会社
篠原 隆司
先日、ある映画が見たいなーってこの日記で紹介させて頂いたわけですが・・・
その映画とは、
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
です。
で、【俺の邪悪なメモ】ってブログで感想が書かれてて、今日のネタはこれでいこうって思ってたわけ。
俺の邪悪なメモさんでは、「この映画サイテー」って感じで書かれてた。
だから、私も「見なくてよかった、サイテー」って書こうと思ってた。
いや、正確には下書き(1000文字程度)は書いた。
で、いま、消した。
この映画のタイトルから想像するに、「ブラックな会社なんて消えちまえ!」ってメッセージを期待するのかもね。
そうじゃないよ。
そうじゃないんだよ。
少なくとも、この映画の原作はそうじゃないんだよ。
この人のブログを読んで違和感を感じた。
「あれ?この人の言ってること何かしっくりこないな」って。
だから読み返した。
原作を読み返した。
3時間ほど掛けて読み返した。
そして、違和感解消。
やっぱこのブログの人、タイトルしか見てないや。
この人は、映画のタイトルだけで物を言っている。
だから、「残念」なのだ。
あなたの期待した映画じゃなかったから「残念」なのだ。
あなたがこの映画に何を期待したのかは分かる。
それは、「日本にはびこるブラック企業を糾弾」して欲しかったのだろう。
映画のタイトルだけを読むとそう感じるだろうね。
ちなみに私は、11月2日のブログでこの映画について告知記事を書いてます。
https://aulta.co.jp/2009/11/02/1098.html
この映画に期待してたから&公開前だから、原作を知っているだけにネタバレはしないように書いたつもり。
あえてネタバレの箇所を引用すると・・・
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タイトルから、皆さんはどんな想像をされるか分かりませんが、「感動系」です。
1人の男が、どん底から成長していく姿が描かれています。
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この部分。
そして最後にこう締めくくっている。
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原作に忠実にしてくれるとおもしろいってこと。
映画化することで、原作のおもしろさが損なわれないことだけが心配。
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俺の邪悪なメモさんの記事を読む限りでは、「もしかして原作通り?」って期待はまだできそうかも。
見ないでおこうと思ってたけど、やっぱり見てみたいなーっていう、いまそんな感じ。
だから、怒りに任せてこの映画の原作へのリンクを貼ろうと思ってたけど、やっぱまだ貼らないことにする。