ブラックな会社
篠原 隆司
さっきローソンに行ってきたんだけど、レジ待ちしてたらふっと目に飛び込んできたのが映画の告知ポスター。
ん?
どこかで見たことのあるタイトル。
【ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない】
ブラック会社っていうのは、危険な商売をしている会社って意味ではない。
世間的にはまっとうな会社。
真面目な会社。
そう、世間的には。
わがままな上司。
言うことのきかない部下。
経費も落ちなければ、
サービス残業もあたりまえ。
帰れない。
会社に寝泊り。
休みもなし。
当然ながら低賃金。
辞めたいのに辞めれない。
労働者にとって、そんな過酷な会社を「ブラック会社」と言う。
あなたの勤める会社は大丈夫だろうか?
この不景気のまっただなか、いま、大丈夫な会社でも徐々にブラック化が進んでいないだろうか?
えっ?むしろ仕事が無さ過ぎて暇を持て余してます?
いやホント、私の身の周りってか耳に入ってくるだけでも倒産って言葉をよく聞きます。
仕事が無くて暇なうちに倒産しちゃうか、もしくは、人員を削減しすぎて社員1人あたりの仕事量が倍増したとかってね。
仕事終わったら日付またいでるって話しとか、あまり珍しくないよ。
あのトヨタだって大卒の新入社員を”工場勤務”に回しちゃうくらいだしね。
派遣を切りすぎちゃったのかな?
あと60日経つとお正月だね。
さてさて、そんなブラック企業。
意外と身近なブラック企業。
自分は学歴や能力があるからって安心してちゃダメだよ。
だって、中に入って(社員になって)みないと気がつかないのもブラック企業の特徴だからさ。
さてさて、ブラック企業の紹介はこんなところで、映画だったね。
私はこの映画の原作を読んでます。
あらすじくらいなら、そらでここに書くこともできる程度には覚えてます。
タイトルから、皆さんはどんな想像をされるか分かりませんが、「感動系」です。
1人の男が、どん底から成長していく姿が描かれています。
最後に私がこの映画に期待すること。
原作に忠実にしてくれるとおもしろいってこと。
映画化することで、原作のおもしろさが損なわれないことだけが心配。
11月21日ロードショーです。