エレベーターに乗って宇宙へ行く日
篠原 隆司
誰もが一度は思い描いたことがあるんじゃないかな?
どこまでも高い塔を建てて、エレベーターで上がればそこは宇宙だった。
こんな絵空事。
夢のような出来事。
それが現実に変わる瞬間。
それはもうそんなに遠い未来のことじゃないのかもしれない。
日本大学理工学部の青木義男教授は、日本で宇宙エレベータの研究に取り組む中心人物の1人だ。
本日、9月4日の日経ビジネスにて、宇宙エレベーターへの道筋が見えてきたことが紹介されている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20090902/203923/
今はまだまだ実験段階。解決すべき困難は多く残されているだろう。
しかし!
しかしだっ!
「そんなこと不可能だ」
と言っているんじゃない。
「なんとかなりそうだ」
と言っている。
このセリフが意味するものは、
「時間の問題」
ということ。
人間、誰もが、絶対にできないことは「できない」と言うだろう。
●できるかもしれない。
●なんとかなるかもしれない。
●できるかどうか分からない。
●できないかもしれないがトライしてみる。
●できない可能性のほうが高い。
これらのセリフは「できる」ということと同じ意味。
100%できないなら、「できない」と言う。
何故、悩むのかというと、できるかもしれないからだ。
100回に1回、1000回に1回、10,000回に1回。
何度失敗するか分からないが、それでも「できる」のだ。
できないなら悩まない。悩まずに「できない」と言う。
できるからこそ、悩むのだ。
その悩みは、「やるかやらないか」だ。
悩んだ瞬間、それは「できる」。
あとは、あなたがそれを実行に移すだけ。
とても簡単なこと。