怠け者でメンドクサガリになろう!
篠原 隆司
なぜなら私が怠け者でメンドクサガリだからね。
例えば料理。自炊してる人。
ご飯は多めに炊いてタッパに入れて冷凍。
野菜は適当な大きさに切って冷凍。
夕ご飯の残りは次の日の朝食やお弁当に。
毎食毎食、ゼロから野菜切ってご飯炊いてとかってしないよね。
例えば、掃除。
私はどちらかというとキレイ好き。
でも、掃除に時間はかけない。
なぜなら掃除をしやすい「部屋」を作るから。
そもそも手が届かない、手が入らない、そんなスペースを作らない。
部屋の中がシンプルであればあるほど掃除は早く終わるし、整理整頓しなくても整理整頓されてる。
ところでみんな、家電は好き?
家電を買うとさ、説明書って付いてくるじゃん。
あれね、究極の怠惰。
メーカーの人が、使い方を教えてくれないんだよ。
説明書を読めば分かるって言うんだよ。
メーカーは、社員が説明する代わりに「紙に説明」させてるわけ。
あとね、料理人さん、作家さん、作曲家さんとか・・・
レシピを、本を、楽譜を、作って配ってる。
受け取った側は、作った本人に教えを請わなくても、それらを読めば作り手の意図が読める。
作った本人がいちいち教える必要がない。
だって、そんなことやってられないじゃん。
対象の人数が増えれば増えるほどに。
さいきん私は、親しくなった人に、webna(私のブログ)を伝えるようにしている。
webnaには、私の頭の中のことが書かれている。
そう、このエントリーのように。
また、aultaなギャラリー(私の写真ブログ)を見せたりもする。
これを読むと、私が普段どのような遊びをしているか分かる。
私が相手の方に、全部しゃべって伝えなくとも、これらを読んで頂ければ私のことが分かるようになっている。
逆に、ブログや日記を書いている人がいれば、その方と直接話しをしなくとも、その方のことがよく理解できる。
お互いがお互いの都合の良い時間に、読みたいだけ読んでしまえば、それで良い。
テーマは「1回だけ」。
そう「1回」
1回だけ「やる」のか?
それとも、
1回だけ「自分の分身を作る」のか?
この違い。
1回だけだから”やる”って選択肢もあるけど、それは絶対に確実に未来永劫、1回しかやる必要がないのか?
そうでなければ、別の手段を1回だけやるほうが、将来的において圧倒的にコストが小さくなる。
私は怠け者でメンドクサガリだから、1回だけ自分の分身を作る。