ちょっと左に曲がってみよう!
篠原 隆司
いや、右でも左でもいいんだけどね。
いつも通っている道をちょっと曲がってみる。
その瞬間、異世界に飛び込んだようになる。
初めて見る景色。
そのまま道なりに突き進む。
こんなところがあったんだ。
生まれ育った町。
右も左も分かりきっているハズなのに新しい発見がたくさんある。
先日、友人の家に遊びに行った。
ちょっと早く行き過ぎたのと、友人も用事が終わってなくて待ってて欲しいってことになった。
帰るのもなんだし、時間潰すようなところもないし。
どこ行くあてもなく、車でブラブラ。
その友人とは、高校から始まって15年もの付き合いがある。
何度も遊びに行っている町。
彼の家の周りなんて、どんな細道も知っている。
・・・
つもりだった。
彼の家から10分ほどの場所。
田んぼのど真ん中。
彼の家に遊びに行くときにいつも通る道。
車1台がやっと通れるような道が、左右に交差している。
右を見ると、植えたばかりであろう稲が緑に輝いている。
左を見渡すと、山。それからふもとに民家。
なぜだか、左に曲がってみようと思った。
行き止まりになって、バックで戻らなきゃいけないかな?とか、まぁどっかでUターンできるスペースくらいあるやろ?とか思いながら進んでみる。
すると、何か施設のようなものが見えてきた。
それは史跡公園だった。
こんなところがあったんだ。
まったくの盲点だった。
今、調べたらこんな記事が・・・。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20090510000234
できたばっかじゃん(笑)
いや、まぁ・・・これはそのそういうことだったけど・・・
山とか海とか公園とか神社とか、知っているハズ、行ったことあるハズなのに、新しい発見は、スグそこかしこに眠っているんだよ。
他の例は、また今度書くかな?書かないかな?