すごい人、知ってるんやでーー

で、

で、

なに?

ってお話し。

今日は、知り合いの社長さんに誘われて商工会主催の講習会に行ってきた。

テレビ番組の「カンブリア宮殿」ってご存知でしょうか?

wikipediaによると・・・
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スタジオに招いた日本の経済を支える経営者や政財界人が、一般市民らの観客を前に作家・村上龍、女優・タレントの小池栄子との対談を繰り広げるというものである。
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とある。

何が言いたいかって言うと、そこにゲストとして呼ばれた経営者はとんでもない人ってこと。

で、今日の講習会ではそのカンブリア宮殿にも登場したことのある方がスピーチをしてくださった。
(具体的な社名とか氏名って出していいのかな?)

会社のシステムとか、日本ではめずらしい経営スタイルだとか、おもしろい話がたくさん聞けた。

で、内容はさらっと飛ばしまして・・・

講習が終わったらさ、やっぱ名刺交換とかってあるじゃん。
目の前にいるのが、そんなとんでもない人だからさ、名刺交換したくなるじゃん。
なるよね?

でも、私はしなかった。

「しても意味がない」と思った。
少なくとも私には。

あの場で名刺交換をして、一言二言、話をしたとしても、おそらく相手の記憶には残らないと思ったから。
あの方の立場からすると、名刺交換をしたがっているたくさんの中の1人でしかないのよね。
今の私では。

ってかさ、「弊社への連絡は全てネット経由でしか受け付けない」って講習の間に何度か口にだしてたし。
たぶん名刺交換するよりも、何度もしつこく「ネットから問合せ」するほうがよほど効果があると思った。
あの方に、それ相応の提案ができるならって話しだけど。

でね、たぶんね、名刺を貰ったらさ、どういう使い方すると思う??

たぶんね。
有名人のサインと同じだよ。
有名人と握手をしたってのと同じだよ。
有名人と会話したってのと同じだよ。

名刺を知人に見せびらかせて、
「俺、○○さん知ってるよ。ほら、これ、名刺」

で??

で、あなたは何者なの?

あなたの記憶には残ったかもしれないけど、相手の記憶にはおそらく残ってないよ。

「○○さん知ってるよ」

ってセリフじゃなくってさ

「○○さんならいつでも電話できるよ」
とか
「○○さんに誘われて困るー」

ってセリフを言うようになると、世界が色々変わって見えてくると思う。