社長なんて誰でもなれる。

社長になることなんて簡単だ!

誰でもなれる。

あなたにだって、
私にだって、

若かろうが、
年老いてようが、

男だろうが、
女だろうが、

金持ちだろうが
貧乏人だろうが、

知識があろうがなかろうが、

コネがあろうがなかろうが、

素質があろうがなかろうが、

社長になれる。

社長になるための道は誰にでも開かれている。

会社の作り方が分からないなら、代わりに書類を書いてくれるプロがいる。
その人にお金をいくらか払えば滞りなくやってくれるだろう。

もちろん、はんこ作って定款書いて法務局行って、それらを全部1人でやってしまうこともできる。
そのような本は大量に売られているし、インターネットには情報がいくらでもある。

お金を払ってプロにやってもらうか、お金をかけずに自分でやるか。
それだけだ。

たったこれだけ。
これだけなんだ。

あなたが手を挙げれば、スグにでも社長になれる。

「社長さん、社長さん」
と、人に言われて悦に入りたい人には参考になったことだと思う。

こんなに簡単に誰でもなれる「社長」

社長
そう、社長。

なんて美しい響きなんだ!

・・・そう思ったあなたは、社長にならないほうがいいかもしれない。

なぜ、多くの人が、こんな簡単になれる社長にならないのか。
どうして、愚痴愚痴言いながらも、愚痴ネタを増やすために今日も会社に行くのか。

その答えをみんな知っているからだろう。

【会社というものは、生むことよりも生かせ続けることのほうが何よりも難しい。】

こんな言葉なんて、昔から何度も聞いてきた。
分かりすぎるくらい分かっている。

ただ、分かっているがそれを経験したことがないから、その言葉の本当の重みは知らない。

【会社というものは、生むことよりも生かせ続けることのほうが何よりも難しい。】

これから私は、この言葉の本当の意味を知ることになるだろう。

そしていつの日か、私のもとを尋ねてきた起業を目指す若者に、このセリフを『自分のセリフ』として言う日が来るのだ。

そして、その若者は、私の言葉を受けてこう返すのだ。

「それでもaultaさんのようになりたいから起業したい」と。