こんな週末。
篠原 隆司
あさ8時。
近所の海にパソコンと資料を持って集合。
突き抜けるような青い空。
広がる青い海。
さらさらの白い砂浜。
遠くに見える、瀬戸の島々。
砂浜にパラソルとテーブルを広げる。
パソコンを起動し、お気に入りの音楽を再生。
心地よいサウンドが、潮風にのって流れてくる。
クーラーボックスからコーラを取り出し、パラソルの下へ。
これから重要な会議だ。
繋げられた3台のパソコン。
まずはToDoの整理とお互いの現状報告。
それから各自が用意したプランを検討。
いくつかのプランの中から、おもしろそうな案をピックアップ。
ここで少し休憩だ。
メンバーの1人にお弁当を買ってきてもらうことにする。
私は、その間にさきほどの案のプロトタイプを組み上げておく。
昼食を終え、再び会議が始まる。
午前の続きだ。
休憩中に作っておいたプロトタイプを見ながら、具体的な検討に入る。
案の段階から、”見える”段階へ。
より具体的な案が出てくる。
残念ながら今回の案を進めていくと大きな問題が出てくることが分かった。
15時。
1人の女性が現れる。しばらくして、別の女性と子供、そしてまた別の人。
どんどん人が増えてくる。
そう。
彼女らはメンバーの家族や友人で、あらかじめこの時間に来るように呼んでおいたのだ。
今日の会議はここまでとしよう。
問題点を解決する方法を各自検討しておくということで一旦、会議を終えることにする。
これからバーベキューだ。
ビールの缶を「プシュッ」と開ける。
その音が合図だ。
そこからは仕事の話をしない。
大事な家族や友人との楽しいバーベキューの時間だ。
・・・・・・・・・
・・・さて、今日は妄想日記。
でも、いつの日か、この妄想を「本当の日記」として書きたいと思う。
ここに登場するメンバーの顔が「ハッキリ」映っている人と、顔がぼやけて誰なのか分からない人がいる。
顔がぼやけている人というのは、まだ会ったことのない”誰か”かもしれないし、あなたかもしれない。