自分以外の誰かになるんだ!

・自分以外の誰かになるんだ!

・あなたは誰なんだ? 私は、おまえだ!


親戚からの電話で起床。
新しくパソコンを買うからついてきて欲しいと。
昼13時に約束。

12時前に出発。

途中、小銭を床にバラまいた例のパン屋さんに立ち寄る。
お昼ごはんとしてパンとジュースをゲットする!!

高松から丸亀、そして快晴。
どこで食べるか頭の中をフル回転。

そうそう、Aultaなギャラリー を更新しました。

ということで、坂出方面に南下して、綾川河口へ向かう。

底が見えるほどの透明な海。
遠くにそびえる瀬戸大橋。
うしろに広がるゴルフ場。
照りつける太陽。
それを和らげる潮風。
つりを楽しむ人々。

それらを満喫しながら、堤防に座り、パンをほうばる私。

しばらく休んでから、親戚の家に向かう。

パソコンをどんな用途に使うか、目的にあったパソコンを選別するために、ヤマダ電機へ。
で、購入し、パソコンは私が預かることになる。(セットアップ後返す)

15時。時間が近づいてきたので、親戚の家を出る。

目的地は、宇多津ビブレ。
屋上に車を停め、1階は映画館へ。

出発前、「e席リザーブ」してたので、カードをサッと通し発券完了。

お目当ては「ハゲタカ」だ。
どうやら今日が初日らしい。
席は、一番後方の通路側。
すべての客席が一望できる特等席だ。

ここで軽く紹介すると、「ハゲタカ」とは、投資ファンドの戦いを描いた映画である。

この映画には興味があった。
しかし、この映画を「どんな人」が見にくるのかも興味があった。

だって、ROOKIESとかおもしろそうな映画は、他にもたくさんやってるじゃん。

でも意外と、客層としては、まんべんなくかな。
若者、カップル、お一人様、男性、女性、夫婦、特にどの層に固まるというよりも、まんべんなくという表現が正しいと思う。
ただ、統計を取るには充分な母数でないことを加える必要はあるが。

ハゲタカって投資ファンドのことでしょ。
投資ファンドってお金を右に左に動かして、実体のないものに価値をつけて商売してるんでしょ。
投資って胡散臭いよね。

うん。ハゲタカの映画を説明してると、こんな意見を口にする人が出てくると思う。
でもね、別に、投資をしようってあなたを誘ってるんじゃないよ。

私は、こういう世界のことを垣間見れて楽しかった。
それと同時に、得るものもあった。

・自分以外の誰かになるんだ!
・あなたは誰なんだ?私は、おまえだ!

これらのセリフは、映画の中で数回でてきた。
印象に残ったセリフだ。

扱い方を間違えると少々危険な香りもするが、とても大事な言葉でもある。

あなたは、目標とする人物がいますか?
なりたい自分というものはありますか?

この質問にYesと答えられる方は良いと思う。

いま、毎日の生活に意義を見出せない人にこそこの映画を見て欲しいと思う。
「今のあなた」を卒業して、今とは違う「新しい自分」を手に入れるために。