何気ないいつもの風景が教えてくれるもの

今日は、仕事が終わってから、ユメタウンに行った。
ユメタウンって全国区だっけ??まぁショッピングモールだ。

昨日、パソコン用に24インチモニタをネット通販していたのが届いた。

そして、パソコン机にセットしてみた。
・・・が、狭い。

パソコン机の上には、24と22インチのモニタが1台づつ、ノートパソコン1台、プリンタ1台が乗っている。
とりえあえず、全部乗らないことはない。

だけど、普段使わないプリンタが奥にやられて、ちょいと不便になってしまった。
今あるパソコン机のとなりに、何かテーブルか棚なんかを置いて、配置換えをしようと思った。

というわけで、ユメタウンの「無印」へ。
とても、気に入った木目調の棚を発見。
だけど、大きさがほんの少し残念。
ここにプリンタを載せると、ほんの少しはみ出てしまう。

次に向かったのが、お値段以上の「ニトリ」だ。
ちょいと期待しつつ。
家具コーナーとか、OAコーナーとかウロウロする。
んーーーイマイチ。

実は、ニトリにはお目当ての品があったのだ。
それは、「レンジ台」

電子レンジとか、炊飯器とか、オーブンとかを載せられるやつだ。
1人暮らしを始めたときに、ここで購入している。
すでに私の部屋には、このレンジ台が2台ある。

足元にはコロコロローラーが付いているから、手軽に場所を移動できる。
大きさも、ちょうど良い具合だし、全部で4段あるから、空いた段に小物や印刷するための用紙類などをおくこともできる。

。。。

だけど、購入はしなかった。
出発前に、プリンタとスキャナのサイズを測って、これら2つが、レンジ台には載らないことはあらかじめ知っていた。

本当のお目当ては、このレンジ台の姉妹品。
幅が20cmくらい大きくなっただけで、ほとんど変わりのない商品があることは以前から知っていた。

さて、本当のお目当ての前で、20分は悩んだと思う。
たった20cmくらいしか違わないのに、「お値段以上ニトリ」・・・じゃなくって、お値段が2倍違うのだ。

そして、形状としても「惜しい」ところまで行っているだけに残念だ。
パーフェクトではない。
それと、まだ「ジョイ」を見に行っていない。

だから、今日の購入はやめておいた。

さて、そろそろ本題。

いつも通り過ぎていく見慣れた町並み。
って、みんな持っていると思う。

見慣れすぎてて、それが当たり前過ぎていて、気がつかないのだろうな。

ユメタウンに行ったのは、3ヶ月ぶりくらいだ。
滅多に行くところじゃないけど、数回した行ったことしかないなんてこともない。
何度も行っている。少なくともどこにどのお店があるか把握できるくらいには行っている。

そんななかで、久しぶりに行った今日。
以前来た時と、特にお店が変わっているとか、新しい変化はないように感じた。
たぶん、変化があったのは、私のほうだと思う。

ユメタウンの目的は、無印とニトリとデオデオ。
でも、せっかくだからということで、ウロウロしてみた。

たくさんのテナントが軒を連ねる。
洋服を売っているお店。雑貨を、シューズを、トラベルを、ヒーリングを、食べ物を・・・
色々なお店が様々なものを売っている。

そんな中を歩き進んでいく。

キョロキョロ。キョロキョロ。

そして気がついたことがある。

テナントとテナントを区切るその壁、その四角の枠を1つのキャンバスとして捉えてみる。
色んな色が見えてくる。

ライトグリーンとホワイトで構成されたキャンバス。
レッドとイエローを基調としたキャンバス。
白一面のなかに、点々と広がる色とりどりのキャンバス。

いろんなキャンバスが目に飛び込んでくる。
たぶんそこには企業側の思惑やブランドイメージが隠されているんだろうなと思う。
いや、そんなきな臭いことは抜きにして、ただ、おもしろかった。

あのお店はやわらかクリームだ!
あのお店はガツガツしてておいしくなさそう!
あっちのお店は暑い夏の日に食べるべきだ!(※)

こんなふうにユメタウンを歩いたのは初めてのことだ。

キャンバスに塗りつぶされる色。
その色の割合から導き出される感性で、おいしいかおいしくないかを判断する。

洋服屋を見ておいしいと言う。
靴屋さんを見てキャンディのようだと言う。
雑貨屋さんを見て、クリームソーダのようだと言う。

いつも通り過ぎていく見慣れた町並み。
みんな持っていると思う。

ちょっと頭の中を切り替えるだけで、
目の前には、今までに見たことの無い世界が広がる。

どうせいつも歩いている道。
おもしろみも変化もない気にも留めない道。

まったく違う世界への扉は、あなたの一番そばにあるんだと思うよ。