[Utility.php] キャッシュファイルの使用サンプル 1
篠原 隆司
前回までに、キャッシュファイルを作成する関数と、キャッシュファイルを読込む関数を作成しました。
それでは、実際の使用例を紹介いたします。
使用例は2つあります。
- プログラムで動的に変化する箇所"だけ"をキャッシュする方法
- 出力内容全て・・・つまりブラウザに返却するHTMLデータまるごとキャッシュする方法
今回は、
プログラムで動的に変化する箇所"だけ"をキャッシュする方法
を掲載いたします。
まずは、次のプログラムをご確認ください。
$title
, "description" => $description
, "keywords" => $keywords
, "lastModified" => $lastModified
);
// キャッシュファイルに書込む
saveCacheFile($fileName, $headers, $outputData);
// 出力内容を組立ててブラウザに出力
?>
<title></title>
<meta name="keywords" content="">
<meta name="description" content="">
$outputData には、データベースなどから組み立てたデータが格納されます。
いわば、該当のページの中でメインのコンテンツとなる部分です。
動的に変化する割合が一番大きな箇所です。
この部分を、キャッシュファイルとして保存するパターンです。
最小限の動的な部分だけをキャッシュすることになるので、キャッシュファイルのサイズを小さくすることができます。
次回は、 <html> ~ </html> まで出力内容すべてをキャッシュする方法です。