さくらのVPSをCentOS 8 (x86_64)でインストールしなおす
篠原 隆司
さくらのVPSにCentOS 8をインストールした覚書です。
環境
実施日 | 2020-05-27 |
サーバ | さくらのVPS 2G![]() |
OS | CentOS 8 |
OSの再インストール

コントロールパネルに入ります。
右上「各種設定」をクリックし、「OSインストール」をクリック。

今回は「標準OS」を選択します。
パーティションの切り方などを自由にしたい場合は、「カスタムOS」から行えます。

OSを選択します。ここでは「CentOS x86_64」を選択しています。
管理者パスワードを設定します。
このパスワードは忘れないようにしておきます。

まっさらな環境で良いので「スタートアップスクリプトを利用しない」です。

OSを再インストールすると「パケットフィルタ」の設定が必要になります。
ひとまずSSHとWebをチェックしておきます。
細かいとこは後で変えると思います。

ここの公開鍵は、管理者(=root)が使う公開鍵ですので私の場合は不要です。
rootユーザーでのSSHログインは速攻で禁止しますので使いません。
root権限が必要なときは、一般ユーザーから su または sudo を使います。

入力した内容を確認してボタンをクリックします。

インストールの確認画面が出てきますので「インストールを実行する」をクリック。

画面の左上「稼働中」になってますが、インストール中はここの表示が異なります。
「稼働中」に変わったらインストールが完了しています。
ログインして確認
インストールが完了したら既に起動中ですので、手持ちのターミナルからログインしてみましょう。

▲のコンソールからでもOKです。
ターミナルには次のように入れます。
IPアドレス | コンパネ上部に書かれています |
ポート | 22 |
ユーザー | root |
パスワード | インストール時に設定したもの |
cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 8.1.1911 (Core)
rpm -qa | grep centos-release
-bash: ]rpm: command not found
終わりに
今回はここまでです。
このままでは root ユーザーでのSSH経由でのログインが可能でセキュリティ面でも好ましくない状態です。
安心して環境構築していくためにも、速攻でセキュリティ面の設定から行いましょう。