Open JDK15.0.1をWindows10にインストール
篠原 隆司
Eclipse を利用するためにJDKの準備をしていきます。
Eclipseを動かすだけだったらJREだけでOKなんですが、JDKにはJREも含まれるってことでJREを使います。
ちなみにJREとかJDKは次の通りです。
JRE ・・・ JAVAで作ったソフトウェアを実行するのに必要。
JDK ・・・ JAVAで書いたプログラムをビルドするのに必要。
Eclipse は「JAVAで作ったソフトウェア」なのでJREがあれば動きます。
ただし、Eclipseを使ってJava言語で書いたプログラムをビルドするにはJDKが必要になります。
EclipseでJavaは書かないけどPHPを使うよ、って場合は、JDKなしのJREだけでOKです。
JREだけをインストールする方法もありますが、JDKにはJREが含まれるので、ここではJDKを入れていきます。
ダウンロード
https://www.oracle.com/jp/downloads/
▲ORACLEのページを開きます。
下のほうにスクロールすると「Java」の欄があります。
▲赤枠で囲んだ「開発者向けJava(JDK)」をクリックします。
ちなみい「JREだけでOK」って方はすぐ上の「コンシューマ向けJava(JRE)」のほうから行けます。
▲ここから赤矢印「JDK Download」から次のページに進んでいきたいところなんですが、その下の赤枠の中が気になります。
https://ipc.kyokyo-u.ac.jp/page/696
▲京都教育大学のこちらのページが分かりやすいかなと思ったのでリンクしておきます。気になる方はご覧ください。
ということで、有償でも問題ない場合は「JDK Download」のほうから進んで行けます。
ただ本記事では無償で利用可能な「Oracle Open JDK」を扱っていきたいと思います。
赤枠内にある「Oracle Open JDK」のリンクをクリックします。
Oracle Open JDK のインストール
ダウンロード
Ready for use: JDK 15, JMC
って並んでいるので、「JDK 15」をクリック
Windows なので「zip」をクリック
▲保存します。
インストール
ダウンロードしたzipを解凍します。
解凍先はどこでもOKなので、自分ルールで場所を決めてください。
私の場合は、「D:\apps\java」に置くようにしています。
ダウンロードしたまま解凍したら「jdk-15.0.1」なのですが、このままだと通常のjdkなのかOpenなjdkなのか分からなくなるので、フォルダ名を「open-jdk-15.0.1」に変えておきます。
eclipse.iniの編集
Eclipseを使っていない場合、切り替えない場合はここは読み飛ばしてOKです。
Eclipseで使うJREを切り替えます。
eclipse.ini をエディタで開き次のように「-vmargs」の上に2行追加します。
-vm
D:\apps\java\open-jdk-15.0.1\bin\javaw.exe