FlutterをmacOSにセットアップ

macOS で Flutterアプリを開発するときのセットアップ手順を紹介します。

本記事での環境

iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
macOS Monterey

こちらにインストールしていきます。

公式のインストールマニュアル

https://flutter.dev/

ヘッダー内 右上「Get started」をクリック

「macOS」をクリック

ここにやり方が書かれていますのでこの通りやっていきます。

必要要件の確認

macOS ( intel , Apple Silicon)

ディスク容量 2.64 GB 以上の空き

gitを含むXcode推奨。もしくは単独のgitをインストール

Apple Silicon Mac の場合

Rosetta を入れます。

sudo softwareupdate --install-rosetta --agree-to-license

Flutter のインストール

手順は公式のマニュアル通りです。

ダウンロード

本記事では「iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)」に入れていきますので「Intel」のほうをクリックします。

「flutter_macos_3.3.10-stable.zip」のボタンをクリックしてダウンロード

他のバージョンはFlutter SDK releasesにあります。
https://docs.flutter.dev/development/tools/sdk/releases?tab=macos

解凍して配置

zipを解凍して目的の場所に配置

macos/ユーザ/名前/apps/flutter_macos_3.3.10-stable

ここでは▲ここに配置することにします。
特殊文字やスペースを含むディレクトリでなければ他の場所でもOKです。

flutter_macos_3.3.10-stable.zip を開くと「flutter」フォルダがあるので展開します。

次のようになります。

パスを通す

ターミナルを起動して、次のように PATH を設定します。

普通に実行するだけでは一時的なものになりますが、大本の環境変数は変えたくないので一時的な変更で行っていくことにします。

一時的じゃなく永続化したい場合は vi ~ユーザー名/.profile に書けばOKです。

後述しますが cocoapod がターミナルのUTF-8を強制してくるのでついでにここで設定しておきます。

cd
export PATH="$PATH:`pwd`/apps/flutter_macos_3.3.10-stable/flutter/bin"
export LANG=ja_JP.UTF-8

PATH を確認してみましょう。

echo $PATH

PATH の最後に flutter のパスが追加されていることを確認できます。

バージョンの確認

flutter --version

flutter doctor

現在の状況を診断して教えてくれます。

flutter doctor