全てのアクセスを処理するController.php
篠原 隆司
さて、前回までで、アクセスを全てController.phpに集中させるところまで進みました。
次は、Controller.phpの中の処理を書いていきます。
【Controller.phpの中で行うこと】
A. 全てのアクセスにおいて共通した処理を行う
B. アクセスされたURIに応じて、URI固有の処理を記述したPHPファイルを呼び出す
Aでは、ユーティリティ関数のロード、データベースコネクションの取得、セッションの開始、ユーザーマスターのロード、アクセス制限などが行われることになります。
もちろん、必要がなければしなくてもいいし、他にすることがあれば追記します。
Bでは、URIを基に、固有の処理を呼び出します。
複数のURIで、全く同じ処理(商品名が違うだけで他は同じ)というケースがあるかと思います。
その場合は、URIごとではなく、ある程度まとまった処理単位で振分けを行います。
では、実際にプログラムを見ていきます。
以下のコードは説明の都合で分割していますが、実際は、全部をつなげて1つのファイル(Controller.php)となります。
<?php include C_PATH_SITE_DEP . "ConstCommon.php"; // [ 1 ] include C_PATH_INCLUDE . "Utility.php"; // [ 2 ] include C_PATH_CLASS . 'Etag.php'; // [ 3 ] include C_PATH_CLASS . "UserMaster.php"; // [ 4 ] db_connect(); // [ 5 ]