AlmaLinux9.3の時刻合わせにChronyをインストール

篠原 隆司

さくらのVPSにAlmaLinux9.3をインストールした覚書です。

今回は、Chronyをインストールして時刻合わせをしていきたいと思います。

・・・と思ったのですが、AlmaLinux9.3には最初からインストールされていました。
ここでは、起動状態や設定内容を確認だけしておきます。

なお本番環境で利用される場合はここにある内容だけを鵜呑みにせずセキュリティ専門家に相談されることをお勧めします。

環境

実施日2024-04-23
サーバさくらのVPS 2G
OSAlmaLinux9.3
cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 9.3 (Shamrock Pampas Cat)

よく使うコマンド

動作状態を確認する

インストールされているか確認するときはこちらを実行してみます
AlmaLinux9.3には最初からインストールされていました。（もしかしたらさくらVPS版のみ？）

chronyc sources

状態を確認する

systemctl status chronyd

起動する

systemctl start chronyd

停止する

systemctl stop chronyd

自動起動の状態を確認する

systemctl is-enabled chronyd

自動起動を有効にする

systemctl enable chronyd

ntpのインストール

dnfからインストールします。

dnf install chrony

設定ファイル

vi /etc/chrony.conf
# pool 2.centos.pool.ntp.org iburst
pool ntp.nict.jp iburst