「投稿」の内容を「固定ページ」に切り替える
篠原 隆司
「投稿」を「固定ページ」に切り替えるのは割となんも考えなくてOKです。
使い方
phpMyAdminなどSQLを実行できる環境から行う
-- 投稿IDが100の記事を固定ページにする
UPDATE wp_posts SET post_type = 'page' WHERE wp_posts.ID = 100;
対象記事の投稿IDを知ることと、その post_type を page にするだけです。
補足説明
WordPressでは「投稿」も「固定ページ」も同じ形式のデータを使っています。
唯一異なるのは、wp_postsテーブルのpost_typeです。
post_type が page なら固定ページです。
post_type が post なら投稿です。
他にも、カスタム投稿などを使っていたら色んな post_type があります。
旧URLから新URLへの転送
「投稿」から「固定ページ」への切り替えはほとんど何も考えなくてOKです。
ページのURLが「投稿」と「固定ページ」では異なるので切り替えながら見直していくと良いです。
この時、設定 > パーマリンクで「数字ベース」にしていたなら、旧URLへのアクセスが自動的に新しいURLに転送が掛かります。
逆に「固定ページ」から「投稿」への切り替えはURLの自動転送は効きませんので、自前で転送機能を用意する必要があります。
おすすめプラグイン
固定ページを扱うなら絶対に使って欲しいプラグインがあります。
プラグインの新規追加から▲で検索すると出てきます。
親ページの設定や表示順なんかもドラッグ&ドロップで出来ますので、編集画面からプルダウンをチマチマしなくて良いのも嬉しいポイントです。
WordPress初心者へのおすすめ
ブログを作りたてのころはURLや構造なんか気にせずにどんどんページを作っていったほうが良いです。
そのため、「設定 > パーマリンク」で「数字ベース」にしておき、「投稿」にどんどん作っていきます。
そうやって分類もせずたくさんのページが溜まってきた段階で、投稿のカテゴリを使って分けていきましょう。
そのまま続けてサイト全体での形が見えてきたら、サイト構成をしっかり設計し、「投稿」に入れたページを「固定ページ」に移していく流れがおすすめです。
ちなみに固定ページのステップに進むまでには数年掛かりって感じの規模感です。