光
光ってさ目に見えないじゃん。
そこにあるのに誰も気がつかないんだよ。
朝起きて、夜寝るまでずっと光に囲まれているのにね。
光があることが当たり前過ぎて、光のことを本当は知らない。
まだ本当の光を見たことがないのだろうね。
光はずっといつだって、あなたの近くにあるんだよ。
でも気がついてないよね。
誰もそんなこと気にも留めないね。
身近過ぎるのかもね。
たくさんあり過ぎるからかもね。
あなたが道に迷ったとき、そこに差し込む光。
一筋の光。
その時、初めて分かるんだと思うよ。
あーこれが光なんだって。
光を見つける旅に出よう。
光は照れ屋さん。
そう簡単には姿を見せてくれないよ。
光を見つけるにはね、真っ暗な場所に身をおこう。
真っ暗闇。
わずかな明かりさえ存在しない暗闇。
手探りだけが頼りの空間。
そんなところに光は隠れているんだよ。
光ってさ目に見えないじゃん。
そこにあるのに誰も気がつかないんだよ。
真っ暗闇のなかだけでこそ、輝く光に出会えるんだよ。
[オルタ]なんか書いてて、いまいちまとまらないなー。
その理由は分かってる。
「光」に置き換えているものの対象が私の中でもいくつかあるからなんだよね。