git status コード 128 が表示されて壊れたとき

状況

Windows10 Pro を使っています。
Eclipseでコードを書き、Eclipseからコミットしています。
プッシュとかマージとかログの閲覧とかはソースツリーかGitLabを使ってます。

長いこと触っていなかったプロジェクトに変更依頼が入ったので、ソースツリーを起動し過去のことを思い出しつつ、Eclipseを起動し、変更を加えました。
小さな変更でしたのでスグに変更は完了し、動作確認もして順調に進んでいました。

変更した内容をコミットしようとしたその時、スピーカーからピコピコピコーーーんって・・・

なんだろうと思いつつも、Eclipseで「Gitステージング」を開いてみるのですが、そこにあるべきものがありません。
「ステージされていない変更」「ステージされた変更」に何もでてきません。

ふと隣に開いていたソースツリーに目をやるとなにやら小窓がたくさんでてきてました。(さっきの音の正体)
※スクリーンショット取っておけばよかったですが撮れてません。

小窓には「git status コード 128 ・・・」のような内容が書かれていました。

とりあえず「git status コード 128」でGoogleしてみると解決策を書かれている方が見つかりました。
http://executing.hatenablog.com/entry/2014/06/11/234730

解決方法は分かったけど・・・

あるファイルを削除して、リセットさせればいいんだな、と方法は分かったんですけど、どうやって?コマンド?打つの?ってなりました。

そういえば、WindowsでGitコマンド使ったっけ?
むかーしCygwinからやった記憶はある。
面倒だなーと思いますね。
以前はコマンドからgit使ってたんでそれ自体には抵抗ないんですが・・・環境の準備がね。。

で、おもむろに、win + R => cmd => Enter ってしてみまして
git --version => Enter ってしてみたんです。

!!!
あ、入ってた。コマンドプロンプトから普通に使えるっぽい。
Eclipseもソースツリーも「Git」本体をどうこうって意識しないので(準備しなきゃ)使えないって思ってました。

ここで「git version 2.9.2」について調べてみました。
2.9.2 っていうと、2016年9月みたいですね。
C:\Program Files\Git に見つかったんですが、ここにあるファイル達のタイムスタンプも2016/9/16なので、この日にインストールしていたっぽいです。
Googleカレンダーとか過去のメールを読み返して、そのあたりの日に何やってたか思い出してきました。

ちなみに入っていたのはgit for windowsで下記URLからダウンロードできます。
https://git-for-windows.github.io/

解決する手順

1.いろいろ終了

Eclipseとソースツリーは終了させておきます。念のため。

2.ファイルの削除

.gitフォルダの下にあるindexファイルを削除
エクスプローラから普通に開いて普通に削除しました。

3.Gitのリセット

※ 下記はD:\projects/example/.git になっている場合です。

1.winキー と R キーを同時押し
2.cmdを打ち、Enterキー

3.d: と打ち、Enter
4.cd D:\projects/example と打ち、Enter
5.dir と打ち、Enter
6.git reset と打ち、Enter

4.確認

ソースツリーを起動してみます。
正常に戻ったようです。

Eclipseを起動してみます。
正常に戻ったようです。

さきほどの続きの作業再開です。
Eclipseから変更をコミットして、ソースツリーからプッシュして作業完了です。

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弊社ではGitを活用した制作・開発を行っています。
Git は2012年頃から触り続けてきていることもありそれなりに得意です。

最近では、コマンドラインを使わなくても操作できるようなツールも充実してきており、ルーティンで使用する分にはあまり難しい知識を必要としなくなってきています。

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